本や映画、ゲーム紀行

読んだ本や映画、ゲームについてしゃべります。

映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」感想

やはり今年の最高傑作はアバターか。

www.youtube.comアバター:ウェイ・オブ・ウォーターを見てきました。IMAX3D HFR 字幕版です。

とんでもない映像体験だった。以前一作目の3Dリマスター版を鑑賞しましたが、没入感はさらに上がっていたと感じます。水の表現もさることながら、クリーチャーの描写やメカの造形等も前作からよりパワーアップしていたと思います。


Image of a character with a large sea creature from the 20th Century Studios movie Avatar: The Way of Water.

ジェイクやクオリッチ、AMPスーツや各クリーチャーは勿論存在しません。だからCGだと認識するのは当然です。しかし、それでも彼らが全て本物、そこにいるように感じられました。

多くは語りません。また3Dで見てこようと思います。自分は慣れないコンタクトで見に行ったのですが、途中から若干頭痛がしてきてそこだけが心残りです。やはり慣れた眼鏡で行くべきだったのか。あ、アバターの3Dは基本酔わないと思うので(3Ⅾを前提に作られているため)見るなら3Ⅾ一択でしょう。ドルビーで見るのも良いかもしれませんが、近場にないため自分はパスかな。

あとマクファーレントイズのアバター関連のフィギュアが欲しくなりました。今は円安のため本国の約2倍のお値段でなんとも辛い...それでも安いって思うくらいマクファーレントイズはコスト抑えてくれているんですがね。クラブスーツも中々見どころの多いメカでした、おもちゃが欲しくなる。

ではまた。今年も個人的映画ランキングやると思います…

最近のDCUについてしゃべる(WW3キャンセル、ザ フラッシュ等)

DC.com - The Official Home of DC

正に変革の時期?

新体制のDCですがニュースが矢継ぎ早に出てきます。パティ・ジェンキンス主導の
WW3制作中止は中々大きいニュースです(公式にアナウンスされたわけではない)。

しかし自分はそこまで驚きはしません。いや、そもそも驚いたりショックを受けるほどの素材がないというのが正しいかも。ティザートレーラーすら出てないですから。

そもそも自分はあまりWW84の続編にあまり興味がわきません(劇場には絶対行きますが)。元々ガルガドットのワンダーウーマンはザック監督主導のDCUの功績ですから、WW84の雰囲気は微妙と感じてしまいます。好きな部分ももちろんありますが。


来年公開予定のザ・フラッシュについて
The Flash: Release Date, Cast, And More

個人的にザ・フラッシュは絶対に公開を死守してほしいと思っています。
スナイダーバースを支持している人々にとって今作はそこまで楽しみじゃないのかもしれません。スーツは変更されキートンバットマンは登場しますし…スナイダー版の要素をあまり感じられません。フワフワした言い方で申し訳ありませんが、まぁそういうことですよね。あとグラントモリソンとエズラミラーが共同執筆した脚本ではないことも理由です。中身を見たことがない以上何とも言えませんが、ホントに見たかった。

ハマダバース(JL劇場公開版)の続編であることはおそらく確実?です。しかも題材はフラッシュポイント。バリーが過去に遡り母を救うことによって現実世界が改変されてしまう…という部分が描かれます、たぶん。著者はスナイダーバースをぶっ壊した一人であるジェフジョンズですよ

自分は原作を読みましたが非常に面白かったと感じました。おそらく原作の物語とは大きく異なる物語になるでしょう。読めばわかりますが登場キャラがとんでもない量ですからね。あとあれだけのクロスオーバーを忠実にやるのは現実的に見てまず不可能です。…そもそも映画の全貌がほとんどわからない以上色々言うのは野暮ですが。

去年のDCファンドームで公開されたティザーではフラッシュリングが出てましたよね。これが見たかったんですよ。エズラミラー演じるバリーがフラッシュリングをかざしてスーツを装着する場面が見られるかもしれません。あと新スーツのデザインが割と好きなのもあります、賛否はあると思いますが。バットマンリターンズ版バットスーツをサルベージしたようなスーツもめちゃくちゃ気になります。あ、スーパーガールも出ますね。

もちろんベンアフレック版バットマンが再び見られることも大きいです。新しいスーツ、どでかいバットサイクルが拝めるはず...ここら辺は撮影現場のリーク映像で確認できます。

かなり「ザ・フラッシュ」をほめちぎりましたが(一応本心)、正直かなり妥協をした結果でもあります。衣装デザイナーはおそらくマイケル・ウィルキンソン氏ではありませんし、あのめちゃくちゃかっこいいZSJL時のスーツは出てこなさそうですしね。稲妻も青から黄色に…フラッシュリングもスナイダーバースが地続きなら出たかかなり疑問です。トンデモ技術の塊みたいなアイテムですしね。リアルに徹したアプローチとは正反対です。

で、今作の公開を望む他の理由として「ザ・フラッシュ」はDCユニバース全体を作り変える、または分岐させる作品になりうるのではないかと考えていることが挙げられます。X-MEN フューチャー&パスト的なメタ的部分が大きい作品になると期待しています。そうすればスナイダーバース復活に近づきますから。

ここ最近はDCUの分岐についてよく考えます。
現体制でハマダバースはブラックアダムとかTSS関連でどんどんクロスオーバーしてスーパーマンも出して独自にユニバースを構築していき、MoS、BvS、ZSJLで構築したスナイダーバースは別で当初の構想通りに作品が作られる…ということを指します。すごく良い案ですが、あくまで要望、言ってしまえば机上の空論とも取れます。何がともあれ「神のみぞ知る」ですね。ジェームズガンとピーターサフランに期待するしかありません。

ザ・フラッシュについて色々しゃべりましたが、結局のところ今作はほぼ確定でハマダバースです。なのでスナイダー支持者にとっては全然嬉しいものではないでしょう。それでも楽しみなのはエズラミラーのフラッシュが好きなのと楽しんだ方が得だと考えるからです。

今の時期、DCは変革の時と言えるでしょう。正直自分は出されたものを楽しまないとやっていけません。ブラックアダムもザバットマンも楽しみました。自分はDCという括りを感覚的に好きなんだと思います。勿論ZSJLの続編を速やかに公開、または制作発表してほしいというのが本音です。それが本当に望むものです。自分にとってスナイダーの手掛けた3作は人生の一部といっても過言ではないくらい好きで正に替えの利かない存在です。遂にスナイダーカットが配信され、欠けたピースが埋まりかけたんです。ここで引き下がれるわけがないでしょう!エアーカットもね!



まぁ結論としてはエズラミラーのフラッシュなら何が何でも見たい。以上

近代美術に見事撃沈(ゲルハルト・リヒター展)

今回はまた雑記です。

東京国立近代美術館の公式サイトから引用

ゲルハルト・リヒター展に行ってきました。

自分はたまーに美術館に行きますが近代美術の展示を見に行くのは初めてでした。
行ってなかった理由は単純でただ興味がなかったからです(笑)たまたまTVで特集を見たため展示を見に行ったと。

展示の目玉はビルケナウでしょう。ナチス強制収容所の写真をベースに作成された抽象画ですが、中々興味深かった…といえばそれは嘘で、よくわからなかったです。

ビルケナウの展示は当時撮影された強制収容所の写真もあり、それは見ごたえがあったと思います。しかしリヒターのアブストラクト・ペインティングは何が良いのかさっぱり分からなかった。

写真をぼかした感じの絵画は凄いと思ったんですが、他は何ともよくわからなかったです。自分は「よくわからなかった」って感想は嫌いなんですが、これには降参。あのおしゃれ映画「エヴォリューション」のはるか上をいく分からなさで見事撃沈。

ということで近代美術との初戦は惨敗だったわけですが、ビルケナウを見れたのでよしとします。まぁこれも自分が以前に映画「サウルの息子」を見てたから興味あったわけで、この映画が無かったらホロコーストやナチ関連にはほとんど興味なかったはず。サウルの息子の初見では圧倒されましたね、面白いとは全く思いませんが…歴史的資料ですね。

また最近はどの美術館も激混みでホントウンザリします。時間制なのに全く意味をなしていない、美術展ってこんなに人気だったっけ??

同じように映画館も最近は軒並み激混みで滅入ります。めぼしいブロックバスター映画は2~3日前には予約しないとだめですね。007スペクターとか当時スッカスカだった覚えがあるんですけど、IMAXだといつも混んでてめんどくさい。

だいぶ話が脱線しましたが、ゲルハルト・リヒター展に行ってきたので雑記を書きました。そろそろフィギュアレビューしなければ…

ではまた



ワンダーウーマン、犠牲と向き合う(スナイダーカット雑記)

またまたスナイダーカットに関する雑記です。

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このブログの記事はほとんど雑記なので、独り言が垂れ流されてると思っていただければ幸いです。まぁただでさえDC映画ファンベースは分断されてるので…

 

てことでZSJLです。今回はワンダーウーマン、アマゾン族側に関することです。

スナイダーカットではバットマン/ブルース・ウェインジャスティスリーグを結成しステッペンウルフ率いるアポコリプス軍を退け地球を救いました。

 

リーグの中でダイアナはスーパーマンに匹敵するほどのパワーの持ち主ですが、序盤の銀行?での戦闘では多くの死傷者が出ました。

反動主義者たちの銃撃で入り口のガードや一般市民は射殺されてます。一回上から建物を映すカットが流れますが、その時点ではダイアナは到着していません。スーパーマンのような聴力を持たないダイアナ含めヒーローたちは瞬時に犯罪、テロへの介入が出来ないのです。

ダイアナ到着からは爆弾を上空に投げて一般市民を爆発から守ったりテロリストをぶっ飛ばして一件落着。ここでも気づいたのですがテロの主導者?が撃った銃弾を間一髪でガントレットで防ぎますよね。元々ただただかっこいいシーンと思ってたのですが、ダイアナは爆風である程度のダメージを受けているので結構ギリギリだったんだなと気付いたり…

またセミッシラでの戦闘ではドームは陥落し多くのアマゾン族の戦士たちが命を落とします。終盤の戦闘ではステッペンウルフはアマゾン族の犠牲について言及しているのですが、これ煽りっぽいけど事実を言ってるんですよね。ここも精神的にしんどいポイントだったり。

 

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そしてエピローグ。サイラス・ストーンのメッセージをバックに各ヒーローたちのカットが入ります。ここでダイアナはヒッポリタ女王の放ったアルテミスの矢を手にして故郷を思います。

やはり自分はワンダーウーマンにとって「犠牲」は大きな課題であり向き合わなければならない事実なのだと考える…。バットタンクで犯罪者をとっ捕まえてたり、お決まりのシークエンスをやってるバットマンとスーパーマンとは全く異なります。遠い故郷を思う一人の人間としてのダイアナが垣間見れた素晴らしいカットだと思います。ホントに美しい、The Foundation Themeも最高ですね。


以上、スナイダーカットの雑記でした。ちなみに今さらパート1でザック監督がカメオ出演してるのに気づきました。ではまた

隠れた良作?映画「YES, GOD, YES」を鑑賞(邦題はストレンジ・フィーリング…)

ナタリア・ダイア―主演のコメディ?映画。

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プライムビデオで鑑賞。結構面白いですよ

性に興味津々な女子高生がカトリックの合宿に行くのだが…というのが大まかなあらすじ

自分はカトリック全然詳しくないですが、性に興味を持った彼女が厳格なカトリック合宿や年上のイケメンとどう接していくかが非常に面白かった。

かなり捻りが効いていて自分は最後まで話がどう転ぶのかワクワク?しながら見ました。

Tumblr media
めちゃくちゃ怒られそうなGIF


カトリックに詳しい方が見たらもっと楽しめそうな気がしました。原題の

「YES. GOD, YES」意味ありげですよね、てかこれって女性が感じている時にいう言葉??この発想は自分が汚れているからか????

主演のナタリア・ダイア―がただただ目の養護になりますので騙されたと思ってみてみてはいかがでしょうか。

あと邦題は「ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書」です!
これをタイトルにするのはなんかしんどかったので止めました、というか今映画について書くならグレイマンとかSDCC2022のこととか色々あるだろ…

 

では

LOL未プレイ勢がアニメ「ARCANE」を全話鑑賞

今さらですが見終わりました。

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かなり時間が空いてしまいましたが、アニメ「ARCANE」を全話鑑賞しましたので簡単に感想をつらつらと述べていきます。

 

総評としては「めちゃくちゃ面白かった!」ですが物語の区切りがついたわけではないですよね。ただキャラクターのドラマ、映像表現はトップレベルを全話通して保っていたと思います。セルルックCGではなくLOLのトレイラーのアニメーションの延長線上としての作品であるので、自分はまさにドストライクでした。

 

パウダーの描写では時折幼少期に殺害してしまった友達(名前忘れた)の幻覚や幻聴が出てくるのが本当に最悪(最高)でしたね。ダブル主人公?なのかもしれませんが
真の主人公はやはりパウダーだなと。まぁどちらかというと多数のキャラクターの
群青劇という方が近いかも。

 

パウダーとヴァイの関係を主軸にピルトーヴァ―とゾウンという分断された都市の攻防が描かれましたが全9話でテンポよくまとまっていたと思います。ただ正直1話から3話までがとにかく面白かったので中間はちょっとペースダウンしたかな?という印象もあります。まぁ中だるみしてたわけではないですが。

 

まさに”宿命の姉妹”といったかんじで幼少時代のパウダーの行動によって別々の道を歩み始めた二人ですが、シーズン2からは本当に敵対関係になっていくのでしょうか。まだ和解の余地は残されているのか…続報を待ちたいと思います。

 

ではまた

 

 

ホットトイズ TMS021アソーカ・タノ ミニレビュー

ここ最近は全く書くことがなくブログを放置していたのですが、そこそこの人数に記事を読まれているらしく本当にうれしい限り…今回はホットトイズ製CWシーズン7版のアソーカが到着したので軽くご紹介します。

 

自分はヨドバシのオンラインストアで予約復活した際に運よく予約できました。長らく予約在庫は死んでましたね…なぜか今ヨドバシでは予約復活してるみたいですよ(5月21日現在)。

全体

顔は他のホットトイズ製CWフィギュア同様に実写チックに造形されています。サンプルよりかわいくなったような気がしますね。スカート部分はラバー素材?アーマー部分の造形も細かく塗装も良好。

中通り長さの異なるライトセーバーが二つ付属しています。再会を果たしたアナキンからもらってましたね。今回手首パーツが非常に付け外しがスムーズで中々いじりやすいです。まぁライトセーバーの柄は相変わらずねじ込む使用ですが。

モール戦にてフォースでライトセーバーをつかんだイメージ。眼球可動アリですがめんどくさいので今回はパス…。仕方ないのですがヘッドの可動はあまり期待しない方がいいです。肘部分のみシリコンなので長時間曲げるのは推薦できませんね。

またライトセーバーの残像を再現した光刃パーツが付属しているのですが手首関節が重さに負けてしまうため断念。オーダー66発令時のポーズ再現がしたかった…

ちなみに下半身はかなり柔軟に可動するので膝立も余裕で決まります。タイツのような素材なのでしわはつきにくいんじゃないかと

最終話でのポンチョ姿。着せるのに時間はかかりますが中々の再現具合だと思います。

 

他にホログラムやスタンド等の付属品はありますが割愛させていただきます…ということでシーズン7版のアソーカでした。塗装、可動ともに良好。服の質感も非常に高く素晴らしいフィギュアです。

CWシーズン7はロストミッションズから続くお話でエピソード3の直前から同時期を描いています。まさに最後のピースが埋まるような作品でエピソード3のファンは感涙の出来でした。TMSとして出てくれたのはホントに嬉しいです。

 

しかし!欲を言えばやっぱり劇中準拠のプロポーションで出して欲しかった…!CW最大のアイデンティティはカクカクしたモデリングだと思うんです。これはこれで素晴らしいフィギュアですが、いつかサイドショウがアニメ準拠の1/6スケールで可動フィギュアを出してくれることを願います。アナキンとオビワンから続いてくれればの話ですが…

 

改めて言いますがフィギュア自体は非常に素晴らしい出来ですのでCWファンには本当におすすめです!

 

次は同じくシーズン7版モールを紹介します。ではまた