本や映画、ゲーム紀行

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ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカットを見るべき3つの理由

え、何このタイトル…

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あ、こいつ金欲しいんだなって感じがプンプンしますね。はいそうです。

 

まとめサイト感がすごいタイトルですがやっていきますよ

「Three Reasons Why You Should Watch Zack Snyder’s Justice League」

 

 

1, 劇場公開版とは別物である

 

皆さんは劇場公開版をご覧になりましたか?

スマホカメラ越しに子供がスーパーマンに質問する映像から始まりますよね。バットマンが犯罪者を餌にパラデーモンをおびき寄せたり、「Everybody Knows」が流れたり…

 

これらの映像はスナイダーカットには存在しません!!

 

今あげた映像以外もかなりカットされてますが、ホントに別物です。新規映像ばかりで驚愕すると思います。私はしました。

 

 

2, 既存映像がかなり拡張されている

 

セミッシラ島での戦闘、アトランティスでのくだり、スーパーマン対リーグなど…

別物と述べましたがある程度の映像はスナイダーカットでも使用されています。しかし前後でかなり映像が追加されています。まぁ劇場公開版でカットされた部分というわけですが。

特にマザーボックス周りの描写はかなり増えており、アマゾン族、アトランティス軍、人類、グリーンランタンがアポコリプス軍を迎え撃つシーンもかなり長尺になっており見どころしかないです。ここだけで1本映画作れるんじゃ?ってくらい映像が凝っています。

またアクアマン、サイボーグ、フラッシュなどの映像も大量に追加されて入り、特にサイボーグに関してはオリジンも克明に描写されますよ!

 

 

3, サウンドトラックが全然違う

 

皆さんは映画を見るときサウンドトラックを気にしたことはありますか?

私は「ダークナイト」シリーズを鑑賞してから本格的に映画のサウンドトラックに興味を持ちました。

劇場公開版ではダニー・エルフマン氏が作曲をしていましたが、スナイダーカットではジャンキーXL氏が続投しているんです!

 

ジャンキーXL氏と言えば前作「バットマンVSスーパーマン」でハンス・ジマー氏とタッグを組んでましたよね。近年では「アリータ バトルエンジェル」、「ターミネーター ニューフェイト」のサントラも担当していました。ワンダーウーマンのテーマ曲や「マン・オブ・スティール」のメインテーマ等は引き続き使用され、アクアマンやフラッシュ等のテーマも新規に制作されているんです!

 

配信が決定してからは「The Crew at Warpower」が先行で公開されましたが鳥肌モノですよ!ぜひ聞いてみてください。

 

www.youtube.com

 

 

まとめ

 

長々と喋ってきましたが、劇場公開版で消化不良だと感じた方にはぜひ見ていただきたいです。

現在はデジタルのみで配信、レンタルがされてますが私は円盤も買います。

 

DCユニバースの集大成ともいえる本作がより多くの人に見てもらえることを祈ってこの記事を終えたいと思います。ではまた!

 

 

 

 

…ということでまとめサイト風の記事を書いてみましたが、どうでしょうか。もちろん本心だけでこの記事を書いてみましたが、反吐が出ますね(笑)

まるで自分が映画を作ったような言い回しが特にやばいです。皆さんもこんな文章は書かずに生きてください。

 

2回目の鑑賞を終えたらまたいろいろと喋っていきますので、よろしくお願いします。サウンドトラックについても熱く語りたいですね。

ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカットの感想!(ネタバレあり)

For Darkseid...

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ネタバレを大いに含みます。

間違いなく、最高傑作!


皆さんはどのような感想を持ちましたか?

私は「生きててよかった」でした。MoSからザック監督の絵作りに惚れ込んだ人は多いんじゃないでしょうか。フィルム撮影独特の味や陰影のユニークさしかり、ホントにコミックの一コマ見たいですよね。スナイダーカットに関してはそれすら通り越して絵画のようにも感じました。

 

リーグの各キャラの掘り下げが徹底的にされており、バックグラウンドがより明確になりました。全員が耐えがたいトラウマを抱えており彼らの集結はいわば必然であったとも言えます。

 

アクアマンことアーサー・カリーはアトランティスにも地上にも居場所がなく、人助けを行う毎日を送っていました。個人的に感動したのは母上のトライデントを受け取るシーンですね。劇場公開版では特に説明もなく使用していましたが、スーツも受け取っていましたね。メラとヴァルコの登場もありアーサーにより深みが増したと思います。

 

アイリス・ウェストの登場も感動しましたね。リーク映像にもありましたがバリーがアイリスを交通事故から救うシーンは最高でした。粉々に砕けるガラスや高速移動時に発生する稲妻がとにかく美しいんですよ、あれ絶対に両思いですよね( ´∀` )

 

サイボーグに関してもかなりの掘り下げがあって感動しっぱなし! 最初のトレーラーにもありましたがアメフトのシーンも美しかったですね。父サイラス・ストーンの不在もかなり重要ですよね。交通事故で母は死亡しビクターは父のおかげで一命をとりとめますが、BvSのレックスのファイル内の映像がまた流れたのでよかったです。というかあのファイルのシーンは大好きなので率直にうれしかった。

 

ブルースとダイアナに関してもかなり掘り下げが行われましたね。メンバーの勧誘を行うシーンも結構変わっていて二人がアーサーについて話し合う場面は「これが見たかったんだよ!」ってなりました。なんせティザートレーラーを擦り切れるくらい見てましたから。

 

また太古の昔にアマゾン族、アトランティス人、人間、グリーンランタンが力を合わせダークサイド率いるアポコリプス軍を撤退させますが、ここもかなり拡張されてたと感じます。そもそも劇場公開版はステッペンウルフでしたが。

 

あとはクラーク・ケントことスーパーマンですね。彼の復活のシークエンスは大幅な変更はありませんでしたが、結構情報の補足やセリフが追加されていてよりスムーズな印象を受けました。正直マザーボックスを使用したクラークの復活もその後の戦闘もあまり好きではなかったのですが、段々腑に落ちてきました。

 

ロシアでの最終決戦ではロシア人家族の登場は無しでした。まぁ…あれが劇場公開版最大の不満ですからね。演じる役者には申し訳ないですが、なぜ追加で撮影したの?って思います。

あと要塞のシールドがもろすぎる件に関してはあまり改善されてなかったですね(笑)あと地味に驚いたのはパラデーモンが割と強いってことです。正直バットマンの無双シーンがまた見たかったのですがそこは仕方ないってことで…BvSのマーサ救出の流れが好きすぎるんですよ。

 

色々しゃべってきましたが正直全然まとめられてませんね...

次の記事では再鑑賞したうえでステッペンウルフやダークサイド、ナイトメアシーン等についてしゃべりたいと思います。ではまた!

 

 

ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット遂に国内デジタル配信開始!(5月27日加筆&修正済み)

The time has come…

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遂に来ましたねスナイダーカット!!

 

こんにちはDI6Okです。

皆さんはスナイダーカットを楽しみにしていましたか?

私はめちゃくちゃ楽しみにしていました。

 

前提として私はMoS、BvS(特にアルティメット版)がとにかく好きです。正直MCU作品と比べてもこの2作の方が好きと言えます。けしてMCU作品を下げるような意味合いはありませんが、絵作りとサウンドトラックに関してはずば抜けていると思うんです。

 

ジョス・ウェドン版公開当時、私は諸事情合って劇場に足を運べませんでした。デジタル配信が始まってから見た感想としては「うーん、面白かった?」でした( ´∀` ) そこそこ楽しめたけどどう見てもザックスナイダー監督の絵作りじゃない…疑問しかない...って感じです。

 

ザックスナイダー監督の映画をすべて見たわけではないのであまり偉そうなことは言えないのですが、彼って絶対典型的なエンタメ映画を撮らないですよね? 神話的なニュアンスやコミックの1ページのような絵作り、凝ったストーリーやメッセージ性がこれでもかって程詰め込まれてるんですよ。

 

また予告編で見てた映像がほとんどカットされてたんですよ。私はティザートレイラーと最初のトレイラーは擦り切れるくらい見てたのでかなり消化不良でした。最終決戦の地であるロシアのシーンは色調補正がされてましたし。

 

後有名なのがスーパーマンのひげ処理ですね。正直最初はたいして気にならなかったのですが、知ってからはもう気になって仕方ないんです。もやがかかってるような…

 

そしてついにReleasethesnydercut運動が始まりました。私も早期に登録しましたね。あれからどんどんリーク映像なり画像が公開されましたが、グリーンランタンに関しては色々出てましたね。実際演じた俳優の名も出てましたがどうなんでしょうか。嘘情報?

 

コンセプトアートなりストーリーボードとかもリークされてたので割と物語に関しては知っちゃったことが多いかもしれません。スナイダーカットの情報に関しては張り付いて収集してましたから。それにしてもマーシャンマンハンター、ライアン・チョイなどもう驚きっぱなし!

 

また衝撃だったのがナイトメアシーンの拡張ですよね。BvSのアレは夢じゃなかったんですよ。起こりうる未来だったんです。

私はフラッシュのナイトメア版のスーツがかなり気になってたんです。調べてもあまり画像は出てきませんでしたし何より一瞬でしたからね。ブルースに警告するところだけでしたから。

 

スナイダーカット公開までのことを好き勝手書いてきましたが、現在1時間ほど鑑賞しました。なんせ4時間ですからね!

とにかく面白いのですが、MoS、BvS、スナイダーカットは三部作っていうのが改めて感じられました。BvSはMoSの最終決戦シーンがブルース視点から見られますが、スナイダーカットも前作の地続きなんです。

 

鑑賞しましたらまた感想を書きたいと思います。ではまた!

虐殺器官について語りたい

皆さん初めまして。この度ブログを開設しました。

 

このブログでは説明の通り映画、本、英語やITについてしゃべっていきます。それ以外もたくさんしゃべります、おそらく。

 

そして今回は伊藤計劃氏の処女作を扱います。

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虐殺器官」って本屋のSFコーナーには絶対目立つ場所に置いてありますよね。1年ほど前に読了した気がします。

実はアニメ映画版を先に見たのでそこは若干邪道かもしれませんね(笑)でも作画や演出、演技などアニメーションのクオリティに関してはめちゃくちゃ高いので食わず嫌いしてる方も一度見てみることをお勧めします。配信も割とされてるので敷居は低いほうではないかと。

 

小説に戻りますが、とにかく物語が面白いです。世界各地で起こる虐殺の真相が物語を引っ張ってますが、グイグイと引き込まれました。主人公であるクラヴィスについてですが、割と感情移入しやすいんですよね。バックグラウンドはそこそこ独特ですが一般人に近いんです。

ラヴィスを含む特殊部隊員は痛覚マスキングや戦闘適応感情調整を受け、降下時には人工筋肉でできたポッドを使用します。アニメ版ではクラヴィスがアメフト観戦中に「過保護すぎるんだ」というシーンがあった気がしますがこれは彼ら自身に向けられているような気もします。

 

またお気に入りな点として話が淡々と進むところがあります。クラヴィスやウィリアムズ、アレックスやリーランドなどのキャラクターはまず戦闘で負けないんですよ(終盤の同士討ちを除く)。まぁ負けるっちゃ負けるんですが、彼らの力量はそこまで重視されてないと思うんですよね。

その強さ所以の怖さみたいなのも魅力だと思います。戦闘適応感情調整と痛覚マスキングによって彼らは最強に等しい存在なんですよ。だからこそ中盤の同じ措置を施された部隊との戦闘で肉片になるまで撃ち合う様は一掃不気味さが強調されます。

 

ルツィアとジョンとの接触を経てクラヴィスの感情は変化していきます。普段の何気ない生活の象徴ががデリバリーピザっていうのは発明だと思うんですよ。ジョンはテロを起こさせないために各地で虐殺を引き起こしていましたが、僕たちを取り巻く日常がどんどん浮き彫りになっていきます。

「人は見たいものしか見ない」というフレーズがあったと思いますが、これはかなり刺さりますよね。牛肉を買っても食肉処理場の事なんて考えもしません、考えたくないです。アニメか本か忘れてしまいましたが、人工筋肉の処理についてジョンは触れてました。

 

 

終盤、クラヴィスはウィリアムズと決裂します。アニメ版では既存のインフラに対して「そのすべてが嘘っぱちなんだよ!」とクラヴィスが言ってた気がします。小説では「その全部が無意味なんだ。嘘っぱちなんだよ。セキュリティなんて無用なんだ」でした。ここに関してはアニメの方が好きなんですよね。もちろん中村悠一氏の熱演もありますが、絶望と怒りが端的に表現されてると思うんです。

そしてウィリアムズの返しも最高です。「嘘っぱちだろうが何だろうが、すでに走っちまってる経済は紛れもない本物だぜ」

 

とにかくすべてのキャラクターが印象に残るんですよ。前後しますが特にウィリアムズの「俺は俺の世界を守るとも」が最高です。食いきれないビッグマック、ピザをゴミ箱に捨てる。こんな世界でも守る必要があると彼は考えました。考えたというか彼の考えは一貫してたと思いますが。

 

色々しゃべりましたがまだまだしゃべり足りないですね。正直、虐殺器官の理解度に関しては自分はまだ浅いと思います。割とアニメ版を複数回鑑賞してるのですが、また見たくなってきました。いつかアニメ版に絞ってまた喋るかもしれません。

 

少しでも共感してくれる方がいたら嬉しいです。ではまた。

 

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運営者:DI6Ok

初出掲載:2021年5月3日