「007 慰めの報酬」の異質さについて
Time to get out.
こんにちはDI6Okです。
今回はまたどうでもいい話です。
007 No Time To Dieの公開が近づいてまいりました。てことで今回しゃべるのはダニエル・クレイグ版ボンド2作目「007 慰めの報酬」。
カジノロワイヤル、慰めの報酬、スカイフォール、スペクターの中でも傑作と謳われるのはカジノロワイヤルとスカイフォールだと思います。実際この二作は初見で傑作だと感じました。
その中でも慰めの報酬は評価が低い傾向にあると思う。編集が雑、話が分かりづらい、何言ってるかわからない…こういった意見が多い。そんなことはないと言いたい。「007 Quantum of Solace」はめちゃくちゃ面白い。
ただ異質だとは思う。実際他3作品は約2時間半程の上映時間に対して慰めの報酬は約110分である。スピーディなカット構成に加え「Bond...James Bond」が無いなど異例尽くしだ。敵のドミニク・グリーンは水資源を狙う悪党だったりと、全世界の情報の取得&00部門の解体が目的だったスペクターに比べるとなんともパッとしない。悪役然としたキャラがいないと感じるんですよ。しいて言うならメドラーノ将軍?
4作品が平等に好きな自分としてはこの異質さに理由が欲しかったんですが、やっと腑に落ちた気がするんです。それは「大作映画らしさがない」ということ。
後半に続く…