本や映画、ゲーム紀行

読んだ本や映画、ゲームについてしゃべります。

ロシア産の超大作ヒーロー映画「ガーディアンズ」を鑑賞(ネタバレ有)

www.youtube.com

公式の予告を張っておきます。2017年の映画です。ちなみにロシア語はさっぱりです。

 

やっと鑑賞しました。近年のロシア映画は初めて見たのですがCGのクオリティが凄いことになってます。

 

〈あらすじ〉冷戦下のソ連、ひそかに進められていた超人兵士を生み出す”パトリオット計画” は科学者クラトフの裏切りによってとん挫した。50年後、自らも超人と化したクラトフはロシア崩壊に向けて動き出す。政府はかつて誕生した超人たちの収集し、「ガーディアンズ」の結成を目指す。

 

あらすじから分かりますが、要するに超能力を得た者たちがチームを結成して世界を救うってやつです。予告でも言われてますけどX-MENに近いかもしれません。

 

率直な感想としては「いろいろともったいない」でした。各キャラクターはよかったと思います。クマに変身するアルスス、剣の達人ハン、岩石を操るレア、透明になれる美女クセニア…CGのクオリティも高いのですが彼らの動機や背景の描写にはかなり物足りない部分があります。

 

ただこれには上映時間の短さがかなり影響していると思います。なんせ89分ですよ、個々の細やかな描写をするには2時間は必要でしょう。

 

色々展開があっさりしていて冒頭の10分ほどで4人は集結していたような気がします。ここはもう少しためが欲しかったですね。クセニアの描写はよかったと思います。自分の能力をショーで使うことで生計を立てるのはナイスアイデアだと感じました。

 

まぁ色々突っ込みどころ満載なのですが、後半の最終決戦が残念でした。せっかく4人で大ボスと対決ってところなのにあまり見せ場なくアクションは終了…そして4人の力を合わせビームを放ちハッピーエンド。チームワークが感じられるシーンは要所要所あるのですが、各キャラクターのアクションの配分がおかしいと思うんですよ。中盤がっつりアクションシーンがありますがそこを終盤にも入れてくれよと。

 

色々言いましたが最終決戦前のトレーニング?シーンはお気に入りです。ホントキャラクターの造形はいいなと再確認しました。レアとアルススはギャグシーンが割とあって結構笑えましたよ。

 

またクセニアとガーディアンズの指揮官エレーナの女優がとても美人です。ええ眼福映画ですよ、ロシア美女は最高だな!

 

変わったスーパーヒーロー映画にチャレンジしたい方にはお勧めします。続編が制作されることを祈って…ではまた。

 

 U-NEXTでは「ガーディアンズ」を含め多くのマイナーな映画が見れますよ。