本や映画、ゲーム紀行

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賛否あることを客観視できるか?(スーサイド・スクワッド)

今回はだいぶヘンテコな雑談...

 

こんにちは。DI6Okです。

 

私はそこそこ映画を見ます。まぁ近年の米国のアクション、SF映画がメインでかなり偏りがありますが、賛否両論な映画ってありますよね。

 

スターウォーズのシークエル3部作やアニゴジ3部作、プロメテウスやエイリアンコヴェナント等が有名どころとしてあると思います。あとザックスナイダー作品全般…近年のターミネーター映画もか。

シークエルを除くと映画批評サイトで星3くらいの奴です。

 

私は先ほど挙げた作品は全部好きなんですが、まぁー評価分かれますよね。

一視聴者の自分からすれば世間の映画評価なんて至極どうでもいいんですがそれでも気になってしまうわけです。暇人ですねー

 

映画の感想って一般人からすれば「面白かった」、「つまらなかった」の2択に絞られると思います。これが自分はあまり好きじゃないんですよ。

 

スーサイドスクワッドって映画がありますよね。デヴィッド・エアー氏が監督した2016年の映画です。私は当時映画館に見に行ったのですが、初見の感想は「おもんなかった」でした(現在#ReleaseTheAyerCut運動が再燃してますが今回は触れません)。

 

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スーサイドスクワッドのオフィシャルトレーラーってBGMがボヘミアンラプソディーでリズムに映像をはめていてポップな印象を受けますよね。破天荒な悪党が好き勝手に暴れて世界を救うんだなーってファーストインプレッションを多くの人が持ったと思います。自分は予告の印象にかなり引っ張られてた気がしますね。

 

つまんないって思った人は2度目視聴することってあまりないと思います。でも自分は違います。配信で見たり円盤買ったりしたわけですよ。DCコミックスにわかですが一応ファンなので。円盤にはメイキング映像が収録されてたりしますが自分は見る派です。なのでこの意見はメイキング見る派の人にしか理解できないかもしれません。

 

コミックから実写の映像に落とし込むってめちゃくちゃ大変なことなんです。映像制作に携わってない癖に何言ってんだって感じですが、メイキングを見れば多少は理解できるはずです、私の言ってることが。

 

アメコミ映画以外にも言えることですが、まず衣装の作りこみがすごいです(小並感)。スーサイドスクワッドのキャラ達ってなんか統一感があるんです。ストリート系とかアングラ感とかギャング風ってジャンルで収まってると思いませんか?

 

コミックの衣装を実写に落とし込む中で色々アレンジを施していくわけですが、それがとにかく見ていて面白いんです。キャプテン・ブーメランというキャラが登場しますが、彼の初期コミックでの姿はかなりヘンテコな見た目なんです。近年になって姿が現代風にアレンジされましたが、それでもブーメランマークの付いたニット帽をかぶっているわけですよ。

 

原作に忠実なアウトフィットじゃないと大体批判の的になりますよね。でもメイキングを見てると「ああ、これが最適解なんだな」って思えてくるわけですよ。僕らみたいな一般人には到底わからない次元で衣装デザイナーや監督は思考しているわけです。もちろんだから何?って思う人もいるかもしれませんが、これって当たり前ですけど面白いつまらないの次元じゃないですよね。単純にすげーって自分は思うんです。

 

あと当たり前ですが2回目の視聴では物語の展開が分かってる状態になります。「予告の雰囲気と違う!」っていう考えはここで抹消されるわけですよ。予告の印象って感想にかなり影響を及ぼすと思っていてイメージと乖離してるとつまらないって感想を持ちがちだと思います。ここで色々考えなおして評価できるわけです。所詮予告は予告なんです。予告内で使われてる音楽って使われない場合が結構多かったりします。

 

また何回か見返すと映像の詳細が分かってきます。デヴィッド・エアー監督の作品は所見だったんですが、ハーレイ&ジョーカーのバットマンとのチェイスシーン、デッドショットの過去シーン、同じくデッドショットの無双等素晴らしく凝った場面が分かってくるわけです。私はかなり変かもしれませんが、気に入ったシーンがあると物語が詰まんないとか若干どうでもよくなるわけです。

 

もちろん私は#ReleaseTheAyerCut運動に参加してます。劇場公開版のストーリーにはかなり不満があります。実際エアーカットが今後公開されるかは何とも言えませんが、少なくとも「つまらない」で割り切れないわけです。制作陣の職人技には頭が上がりません。まぁこれも個人の好みがかなり反映されるので全くフェアではありませんが、こういう評価もありだと思うんですよ。そんなこと言ったら大半の映画にはとてつもない数の人がかかわっているから酷評すんなって話ですが…

 

まぁ色々しゃべってきたわけですが、つまり感想の2極化があんま好きじゃないってことです。エアーカットに関しては今後記事を作成するかもしれません。また最初に挙げた作品等も今後取り上げていきたいですね。特にシークエルは色々と思うことがあります。

 

少しでも共感してくれる人がいたら嬉しいです。ではまた